2014年6月24日火曜日

吉野北小学校


今回は学校の紹介なので、ちょっとかしこまります(^^)

奈良県では、県民の方に木と触れあい良さを実感する機会を増やしてもらおうと、学校をはじめとした公共建築物に「奈良の木」の利用を推進しているのをご存知ですか?

今回、ナキちゃんがお邪魔した 吉野北小学校もその一つです。
平成16年に完成したこの学校は、外から見ている分には「木の学校」って事には気づかないのですが校門を入ると・・・
早速木のアプローチが子供達を下駄箱まで導いてくれます。

校舎に入ると、ほぼ木木木木木木木・・・・まさに木の学校です!!
 
教室も廊下も階段も 広く、吹き抜けになっていたりと開放感にあふれています。子供がのびのびと勉強できる空間作りがいたるところに感じられます。

とにかく・・・・うらやましーo(><)o

入学式、1年生には6年間勉強するmy机が与えられます。学年が上がると机も一緒に上がるのです。

コンパスの穴も、彫刻刀の傷も、落書きも、6年の付き合いともなれば大切に使うんだろうな・・・。ちなみに卒業式には机は卒業しません。机の表面を削り真っさらになって新しい1年生へと受け継がれていきます。

次に体育館。この構造がすごい!集成材を利用した木質ドーム。構造から木が使われていて集成材の強度や性能に驚かされます。
 

「集成材」についてはまた勉強して紹介していきたいと思っています。

この小学校のある場所は吉野町龍門という地域。地域名からとってこの学校は「龍」をイメージした設計になっているそうです。
体育館が頭、校舎が体、玄関から続くアプローチが尾ビレ。遊び心も子供の学ぶ場所にはいいですね。
 
こんな木の空間が子供の頃から当たり前に存在しているなんて、うらやましい限りです。
身近にもっと木を感じられる空間が広まればいいなって改めて思いました。

奈良県内の公共建築物を利用される際は是非一度木が使われてる部分を見つけてみて下さい。

3 件のコメント:

  1. 新しい1年生へと受け継がれていくmy机いいですね!
    たとえ真っさらになっても6年間使っていた卒業生には、木目や色合いなんかで思い出の机は分かるだろうし、物に愛情を持って大切にする心が育ちますよね。

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  2. 公共建築物、これから気にして見てみます。

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    1. 机の事を聞いた時、なんかとっても幸せな気分になりました。いいですよね
      ~。
      是非公共建築物、注目してみて触れてみてください(^^)/

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